今回は「背中の筋肉はなぜ鍛えにくいのか」
について今回は解説していきましょう。
背中は鍛えにくいかつ、あまりトレーニングする意味がわからないと言われることもしばしば。
ただ背中を鍛えるのは姿勢をキープする上でも、スタイルよく見せるためにも、とても大切なパーツです!
1.なぜ背中は鍛えにくいのか?

一番はなんと言っても「見えにくいから」です!
鏡越しでは見えても、肉眼で直接背中の筋肉を見る事はできませんからね…
見える筋肉というのは、トレーニング中筋肉が動いてるのも確認できるので、意識がとてもしやすいですよね!
そんな事もあってか、特に初心者の方に多く見受けられるのが、見える部分のトレーニングばかりに比重を置いてしまいがち。
身体をバランス良く鍛えるには背中のトレーニングは必須です。
2.背中に効きにくいのは腕のせい?

これもあるあるです。
背中の動きの大きな役割は2つあります。
一つは懸垂のように
「腕を上から下に下ろす」
ような動作。
もう一つは、ボート漕ぎのような
「腕を前から後ろに動かす」
動作になります。
どちらの動きも背中のトレーニングではありますが、「上腕二頭筋」という力こぶの筋肉も使われるんですね。
背中より上腕二頭筋に力が入るばっかりで、背中に効きにくいということがよくあります。
挙げ句の果てに背中より腕が疲れてしまった・・・。なんて事もあります。
特に動作に入る前に腕にとてつもない力が入っている方は、
「腕の脱力」
を意識するだけでも背中に効きやすくなると思います。
3.イメージ&意識で変わる!

とにかく背中はイメージする事。
ジムなどには「ここに効きます」という表示をマシンにしていたりします。
そこをしっかりイメージして、その辺りに辛さがきているかをしっかり確認したいところ!
いつも腕が先に疲れるなぁという心当たりのある方は、まずはいつもより重量を落として行ってみると意識しやすいかもしれません。
また、パーソナルトレーニングなどの場合は、その部位を意識してもらいやすくするために、効く部位を触ってわかりやすくさせたりします。
以前、褐色脂肪細胞のお話をしましたが、
→褐色脂肪細胞の活性化で痩せ体質に!
肩甲骨周辺にはとても脂肪燃焼に役立つ細胞があります。
ポイントは「肩甲骨をしっかり動かす」こと!
つまり背中が効率的に使えれば、肩甲骨も動きやすい状態に持ってこれるわけですね!
「 老化は背中から 」
とも言われるくらい重要な筋肉です。
見えないからこそしっかりと行いたいですね!
ではまた次回。