サポーターにはいくつか種類があるのをご存知ですか?
今回はサポーターの種類についてご紹介します。
サポーターによって固定性と可動性は大きく変わってきます。たとえば固定性の高いものを選べば可動性は低くなり、逆に固定性が低いものを選べば可動性は高くなります。
その特性をしっかり理解し、ご自身の状態やスポーツの特性などに合ったものを選択するようにしましょう。
サポーターにはいくつかの種類があります。
サポーターは種類によりある程度固定性や可動性が決まってきますので、それぞれのサポーターの特徴を覚えておけばサポーターを選びやすくなります。
1.巻くだけのもの・はくだけのもの
サポーターといって、まずイメージするのはこういうタイプのものではないでしょうか。
ゴムのように伸縮性があり、関節や筋肉に巻いたり、はくだけのタイプのものです。軽い圧迫は感じますが、きつくしめつけられるほどではありません。
上記は膝につけるタイプのものですが、少し窮屈さはありますが屈伸も可能です。このように可動性は高いのですが、固定性に関してはあまり高くありません。
2.マジックテープやベルトでしめるもの
次に可動性があるものとしては、マジックテープやベルトをでしめて固定するサポーターがあります。
このタイプのサポーターは、先ほど紹介した巻くだけ・はくだけのタイプと、後から紹介する支柱がついたタイプの間に位置します。
つまりそこそこの可動性がありながらも、必要な固定性は確保しています。
先ほどと同じように屈伸してみると、巻くだけのものよりやりにくいです。ただし動いたときの固定性は高いので、その分安心感(安定性)は増えています。
いま現在何らかの痛みがある人向きですが、「今後ケガをしたり、痛くなるのを予防したい」という人には機能が過度なので向いていないかもしれません。
3.支柱がついているタイプのもの
固定性が一番強いのがこの支柱付きのサポーターです。
固定した関節を包み込むように支柱がついていて、さらにしめつけてマジックテープでとめます。
固定性は市販されているサポーターの中ではかなり高いのですが、ここまで話せばお分かりの通り、その分可動性は低くなります。
屈伸はできないことはないですが、可動域はかなり制限されています。サポーターを巻いている関節を大きく動かすときには、わずかに支障がでるかもしれません。
ただし捻挫を繰り返して靭帯が緩んでしまった人や、大きなケガからスポーツに復帰する際にはこれくらい高い固定性のサポーターが必要になるでしょう。
いかがでしたでしょうか。
今はお店に買いに行っても、種類がありすぎてわからないという方もいると思いますが、実際するとしないとでは大違いです。
是非ご自身に合ったサポーターを選んでみてください!
ではまた次回。