前回は、体幹についてお話ししました。
→体幹トレーニングとは!?
何気ない動作が体幹トレーニングだったりするということがお分かりいただけたでしょうか?
さてさて、今回「少し変わったトレーニング」のお話しをしたいと思います。
そのトレーニングとは・・・・、
「力を抜く」!!!!
「ん???なんだそれ?いつもできてますよ?」
それが、実はできていない方がほとんどなんです。
意外と体は力んでる!
専門用語で
弛緩(しかん)
といいます。
ステイホームで在宅ワークをされている方も多くいらっしゃると思いますが、
作業中に肩が上がったり、ストレスで筋肉が緊張してしまっていたり・・・。
それによって血行不良から
「凝り」
が生じやすくなります。
実はこの肩が上がったり、筋肉が緊張するというのは、ちょっとした「プチ筋トレ」をしている状態なのです。
実際肩を上げる(すくめる)だけのトレーニングメニューがあるくらいですから。
あなたの全力で出せる力が10だとしたら、「1〜3」くらいのちょっとの力を発揮している状態。
聞いているだけで疲れそう。
流石に筋トレも2時間も3時間もやったら疲れて死にますよね。。。。笑
ただ、このような「プチ筋トレ」なら長時間できてしまうんですよね・・・。
できてしまうが故に、その状態であることに気付かない人が多いということです。
ゼロの時間を作る
ではこの「プチ筋トレ」状態をどうするか。
なるべくこのプチ筋トレにならないように、「0(ゼロ)」にする時間を是非設けてください。
それだけであなたの日々の疲れや懲りが変わってくるかもしれません。
このゼロの状態というのはとにかく
「血がよく巡る」状態のことを指します。
個人的に、ゼロにするのが上手な人は、誰かと言うと幽霊さんです!笑
なんとなく全身力が抜けてそうですよね?
やり方に関しては、1日1分でもいいので、
「ブラブラーっとゆっくり体を揺らす」
時間を作りましょう。
私は、寝る前にそれぞれ全身の筋肉を意識してそれぞれの力発揮を「ゼロ」にしてから睡眠に入るようにしています。
意識的な脱力は立派なトレーニング!
また、実際にプロ野球選手・プロゴルファー、あらゆるトップアスリートさんのケアやストレッチをさせてもらっていますが、
本当にトップアスリートの人は、この「力を抜く」のがとにかく上手いんです。
ゼロの状態から、10に一気に力を発揮するこのギャップがとてつもなく凄いんです。
これがどういうことか、どういうところが凄いのかはまたトップアスリートについてお話しする際にご説明します!
当然、力を抜くのが上手ということは、「全身に血行を促進させる」のが上手なので疲労回復も当然早い訳です。
血液が酸素も栄養素も運んでいますから!
コロナに負けるな!と言いたいですが、
もしかすると、思っている以上に今の状況にストレスが溜まり、不安と疲労で体が強張っているかもしれません。
あえて気張らず少し身体の力を抜く練習をしてみてください!
(ダラダラ過ごしてくださいということではないですが。笑)
意識して自分の完全なリラックス状態を感じてみると、いかに普段力が抜けていないかがわかるかもしれません。
これも立派なトレーニングですよ!
では次回。
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