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自律神経上手く切り替えてる?

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前回は脱力の大切さについてお話ししました。
脱力トレーニング!
早速意識してみた方もいるのではないでしょうか?

さて、今回は前回とも少し関連してくる「自律神経」についてお話ししていきましょう。

自律神経とは?

自律神経について、「自律神経失調症」などの病名で知っている方や、眠くなるならないなどの、なんとなーく雰囲気だけはわかっているという方も多いと思います。
ですので、先に自律神経とはどういうものかを簡単に説明します!

自律神経は、呼吸器、消化器、循環器の動きを調整してくれている大事な神経です!

自律神経は本当に働きやさん!

あなたが意識していないところでも24時間動き続けてくれています。

だから寝ていても勝手に呼吸し、全身に血液を送ってくれているのです。

これは各臓器にはセンサーがついていて、それらが

「活動するべきか、お休みするべきか」

を調整してくれているのが自律神経なんですね!

2つを上手に切り替えよう!

自律神経は、

「交感神経」と「副交感神経」

の2つに分けられます。

この2つはいつもシーソーに乗っているような状態でバランスを取り合っていて、 釣り合うことはなく、常にどちらかが優位になっています。

興奮したら交感神経!

◉興奮や緊張したら「交感神経」!!!

もしあなたが戦国時代にタイムスリップして、

あなたが生死を分ける決闘場面に遭遇したら、身体はどんな反応をするでしょうか?笑


目は??→良く見ないとやられるので瞳孔は開きます!
呼吸は??→沢山の呼吸を入れて筋肉をスムーズに動かしたいので、呼吸は早くなります。
胃腸運動は??→それどころじゃない!活動は止まります。
汗は??→滑り止め機能!汗は出てきます!


このような反応が「交感神経」!

現代で言えば、緊張やストレス、集中している時・パソコン作業・騒音・寝不足・不規則な食事などは全て交感神経を優位にしてしまいます。

寝るときは副交感神経!

◉リラックスしていたら「副交感神経」!

リラックスしたり、睡眠時、休息時に優位になるのがこの副交感神経。

特に日本人はこの切り替えが下手と言われます。


目は???→そんなに良く見なくてもいいので、瞳孔は閉じます。
呼吸は??→ゆっくりと大きくなります。
胃腸運動は??→今がチャンスと活発になります。
汗は??→汗は引いていきます。


「涙活」が流行ったこともありましたが、涙は「副交感神経」が優位にならないと出てきません。
だから泣いた後は、究極にリラックスした状態なので、スッキリしたりする訳ですね!

リラックスの時間を作る!

なんとなくで分かっていただけると思いますが、

日常には交感神経を優位にさせることばかりが際立って多いのです。

そう!あなたは、年中戦国時代にタイムスリップして決闘しているのと同じ状態に身体はなりやすいということ。

特に世界から見ても、プライベートから仕事までそういう環境にいる割合が多い日本人。
寝る直前までスマホを見ていてはなかなか副交感神経が働かず、眠くもなりません。

シーソーで言うなら全くバランスの取れない重い人と、超軽い人が乗っているようなもの。

自律神経失調症とは、これらのバランスがおかしくなってしまうことを言います。

だからこそ、日常の中で意識をしてリラックスする時間を作りましょう。
前回、体の力を意識して抜いてみましょうというお話をしましたが、こうすることで自然と副交感神経が働きやすい状態になります。
寝るとき、仕事の休憩中、ちょっと目をつむって体に意識を向けて力を抜いてみてください。

ずーっと交感神経ばかり働いているところで、
「はい!じゃあ今すぐ寝てください」
と言われても自律神経はついていけません。
わざと副交感神経を働かす時間を作ることで、上手に切り替えられるようになってきます。

やるときはやる!やらないときはやらない。そして、そこに罪悪感を感じない!

これにつきます。

そうすることで、色々な臓器が動き出すようになりますし、浅い呼吸も深くなります。

こんな時期だからこそ、あえてリラックスすることを心がけてみてはいかがでしょうか???

では次回。

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