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ビタミンのカラダへの効果は!?

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からだによい成分として、よく耳にするビタミン。

「ジュースやお菓子にも入っているし、たいして効果ないんじゃない?」
なんて思っている方はいませんか?

でも、ビタミンは人が生きていくうえで欠かせない物質。
さまざまな疲れを癒すためにも、重要な栄養素なんです。

ということで本日はカラダとビタミンの関係性についてお話しします!

1.そもそもビタミンて何?

お店に行くと、食べ物や飲み物、日用品にいたるまで、ビタミン配合商品がたくさんあふれています。

でも「ビタミンってなに?」と改めて聞かれると、考え込んじゃいますよね。

「入っていないよりは、入っているほうが良い栄養素」
ぐらいに考えている方も多いはず。

ところがビタミンは、人間のからだに不可欠な5大栄養素(糖質、脂質、たんぱく質、ビタミン、ミネラル)のひとつに数えられるほど、大切な栄養素です。

生命維持のためには非常に重要な栄養素なんですね。

2.ビタミンはある機能を持つ物質の総称!

ビタミン

「ビタミン」とは物質の名前ではなく、ある機能をもつ物質の総称。
ですから、たとえばビタミンAにも、レチノールやレチナール、レチノイン酸のように、いくつか種類があります。

なお、ビタミンは体内ではほとんど作ることができないため、食品などから摂らなくてはなりません。

3.ビタミンの役割は?

では、ビタミンはカラダのなかで何の役に立っているのでしょうか?

その役割の1つは「 エネルギーを作り出すサポート 」です。

たとえば自動車は、エンジンでガソリンを燃やして、そのエネルギーで走っています。エンジンがスムーズに動くためには、エンジンオイル(潤滑油)が欠かせませんよね。

人間の場合、約37兆個もあるといわれる細胞の1つ1つに、エネルギーを生み出すクエン酸回路(TCA回路)という仕組みが備わっています。
クエン酸回路は、糖質や脂質、ときにはたんぱく質を燃料として、エネルギーを作り出すため常に回り続けています。

このクエン酸回路の潤滑油のような働きをしているのが、ビタミンなのです。
ビタミンが不足すると、クエン酸回路がスムーズに回らなくなってエネルギーが足りなくなり、疲れを感じることになります。

つまり疲れを取るにはビタミンが欠かせないわけです。

4.健康な体を維持するには?

ビタミンの役割、もう1つは「 健康なカラダを維持する 」こと。

疲れはエネルギー不足だけでなく、筋肉や神経、血行などからだの調子が悪くなることでも起こります。
ビタミンは、そうしたカラダの調子が悪い部分を修復したり、抵抗力をつけたりすることで、健康を保つ役割があるのです。

なお、人間にとってのビタミンは全部で13種類ありますが、それぞれはたらきが違います。

また、ビタミンは単独ではたらくわけではなく、そのほかのビタミンや栄養素といっしょになって機能します。
そのため、偏った食生活などで特定のビタミンが不足すると、カラダの疲れがとれないだけでなく、ビタミン欠乏症という病気になることもあります。

5.ビタミン剤はどれも同じではない!

栄養バランスのとれた食生活を送っていれば問題ないのですが、現代人はビタミン不足気味。

「疲れていて朝は起きられないから朝食抜き、お昼はコンビニ、夜は飲み会…」

なんて毎日だと、必要なビタミンを食事から摂ることができず、ビタミン不足でさらに疲れが溜まってしまう、という悪循環に陥ることも…
そんなときには、医薬品などで足りないビタミンを補うことが重要です。

なお、複数のビタミンを組み合わせて摂ると、お互いの機能を補完しあって、さらに効果が高まります。
ビタミン剤を選ぶときは、からだの不調や疲れにあった組み合わせのものを選ぶと、より効果が感じられるでしょう。

いかがでしたでしょうか?
「 なんとなくマルチビタミンを飲んでいます 」なんて方もいるかもしれませんが、結構奥が深いのがビタミン!
是非飲み合わせなども調べてご自身に合った飲み方をしてみてくださいね。

ではまた次回!

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