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もしかしてリウマチかも。

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関節リウマチは関節が炎症を起こすことにより腫れ、軟骨や骨が破壊されて関節の機能が損なわれ、放っておくと関節が変形してしまう病気です。

発症率で言うと全人口の0.5%〜1%程度と言われていますが、その症状で悩まれていたり、日常生活に支障をきたしている方も多くいらっしゃいます。

今日はそんな関節リウマチと、その予防についてお話しします!

1.関節リウマチとは

腫れや激しい痛みを伴い、関節を動かさなくても痛みが生じるのが、他の関節の病気と異なる点です。
手足の関節で起こりやすく、左右の関節で同時に症状が生じやすいことも特徴です。

その他にも発熱や疲れやすい、食欲がないなどの全身症状が生じ、関節の炎症が肺や血管など全身に広がることもあります。

免疫系が自分自身の組織を攻撃することで生じる関節の腫れと痛みは、免疫の働きに異常が生じたために起こると考えられます。
免疫は、外部から体内に侵入してきた細菌やウイルスなどを攻撃して破壊し、それらを排除する働きを担っています。

しかし、免疫に異常が生じると、誤って自分自身の細胞や組織を攻撃してしまいます。
それにより炎症が起こり、関節の腫れや痛みとなって現れてきます。
その炎症が続くと、関節の周囲を取り囲んでいる滑膜が腫れ上がり、さらに炎症が悪化して、骨や軟骨を破壊してしまいます。

2.30~50歳代の女性に多い

関節リウマチが発症するピーク年齢は30~50歳代で、男性よりも女性の方が多く発症します。(男女比 1:4)
また、60歳以降に発症する方も少なくありません。

3.早期発見・治療が進行抑制になる

前述の通り、関節リウマチは関節が破壊され、変形して動かなくなってしまう病気。
最近の研究では、関節破壊は、発症後の早期から進行することが明らかになりました。
早期に発見して適切な治療を行えば、症状をコントロールして関節破壊が進行するのを防ぐことができます。
関節リウマチではないかと思ったら、早めにリウマチ専門医の診察を受けることをお勧めします。

4.トレーニングで悪化を防ぐ

リウマチといっても全く身体を動かさないことは推奨されていません。
関節に負担がない程度で動かすことも重要です。

ですが、痛みのある部分をご自身でトレーニングするのは、精神的不安や負担も大きいですよね。

当ジムにも悪化を防ぐ目的で通われている方がいらっしゃいます。

一口に関節リウマチと言ってもその程度は人それぞれ。
だからこそどの程度関節を動かせるかも人それぞれです。

トレーニングでの予防、進行抑制は、是非一度トレーナーに相談してみることをおすすめします!

ではまた次回。

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