BLOG

産後の骨盤の歪みって実際どうなの?

  • LINEで送る

さて、今回は骨盤の歪みについて解説してきましょう!

出産後なかなか体重が元に戻らない、腰が痛い・・・
などの症状を訴える方は大変多いです。

まずは原因から解説していきます!

1.骨盤が歪む理由は?

骨盤が歪んでくるのは、妊娠中から産後にかけての時期です。
ここでは、「 産後 」の骨盤が歪む理由を紹介します。

妊娠中はお腹の中に赤ちゃんがいるので、その重さを支えるために腰を反り、お腹を前に出すような姿勢になる人がほとんどです。

その反り腰を続けていると、骨盤が前に傾き歪んでいきます。
さらに出産をすることで一時的に骨盤が大きく広がり、支えている筋肉などが緩んでしまうことが歪む理由になります。

歪んだ骨盤をいつまでも放っておくと、歪みにより周囲の筋肉が緊張して硬くなり、それがまた別な歪みを引き起こすといったように連鎖的に広がることで、あらゆるトラブルを引き起こします。
体調を崩しやすくなるだけでなく、痩せにくい体にもなってしまいます。

妊娠中に開いた骨盤は、一般的に産後3~4ヶ月くらいかけて徐々に元の位置に戻っていきます。
しかし、妊娠期間中に筋力が低下したせいで、骨盤は正常な位置に戻りにくくなることもよくあります。
特に骨盤内のインナーマッスルや内腿の筋肉が弱くなっていると、歪みが出やすくなります。

2.骨盤の歪みは様々な不調を招く。

(1)ホルモンバランスの乱れ

骨盤内には女性にとって大切な子宮や卵巣などの生殖器も収められてるため、骨盤の歪みは周辺の筋肉を硬化させ、そうした生殖器の働きをも鈍らせてしまいます。

卵巣機能が低下しホルモンのバランスが乱れると、まずは生理不順となって現れます。そして生理痛がひどくなったりイライラしたりする不快な症状があらわれてきます。

(2)便秘や冷え性、肩こりも歪みが原因かも?

女性に多い冷え性も骨盤の歪みが主な原因といわれています。
骨盤が歪んだままの状態だと筋肉のバランスが崩れ、血流やリンパの流れが悪くなり、冷え性や新陳代謝の低下を招きます。

(3)更年期障害の症状

不安感、抑うつ、不眠、食欲不振、神経過敏、頭痛、めまい、吐き気、のぼせ感、疲れやすさ、肩こり、関節痛など、更年期障害と呼ばれる症状は、卵巣機能の低下によるものです。

個人差はありますが、こうした更年期障害の不快な症状も骨盤の歪みに大きく関係しており、症状の重い人はたいてい骨盤にズレや歪みが生じています。

3.骨盤を正しい位置に戻すメリット

産後の骨盤を正しい位置に戻すことで体の不調を取り除けば、産後の生活はより良いものになります。

また適切なケアを行うことにより、出産で変化した体型が戻りやすくなったり、いつか訪れる更年期での尿漏れなどのトラブルの予防にも繋がります。
さらに子宮や卵巣の働きは活発化し、女性ホルモンの分泌が促されるため、ホルモンバランスが整って月経周期は安定し、痛みやイライラなど生理期の不快な症状からも解放されます。

骨盤の中にある女性器官のはたらきは大切にしておかないといつか不調に繋がります。
骨盤が正しい位置に戻れば内臓の働きも良くなり、自律神経の機能も回復し結果上手な身体のコントロールができるようになります。

4.多くのお客様が「筋肉バランスの改善」に訪れています!

当店にも産後の歪みが気になりトレーニングに来られる方も多くいらっしゃいます。

トレーニングに自信がない方はマッサージによる調整も行っています。
なかなか解決されない不調の原因が骨盤かもしれません。
気になる方は是非一度ご相談ください。

ではまた次回!

  • LINEで送る