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運動神経を鍛える唯一の方法!

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さて、あなたは運動神経いいですか?

運動神経がある、ないという話しは本当に良く聞きますよね!

せっかくだから子供の運動神経良くしたいと思う親御さんもいるでしょう!

ということで、今回はみんな気になる「運動神経」について!

運動神経はみんなある!

運動神経

冒頭から大変残念ではありますが、

「運動神経はよくなりません!」

ん??そうなの??驚きですよね!

逆に運動神経が悪いと思っている方はチャンスです!

冒頭だけだと誤解しかねないので最後までしっかり読んでくださいね!

そもそも運動神経ってなんなんでしょう?

運動神経とは…

運動の指令が脳から筋肉まで送られる時の神経

のことを「運動神経」と言いいます。

簡単に言うと、運動神経は「ある・ない」ではなく誰にでもあります。ないとそもそも身体を動かすことができません。

人間が持つ神経の一つです。

ここまで聞くと、普段みなさんが会話で使う「運動神経」の意味合いとちょっと違うな〜なんて思う方もいるのではないでしょうか?

「あの子運動神経いいよね〜!」

の「運動神経」です。

「あの子、”運動の指令が脳から筋肉まで送られる時の神経”が優れてるよね〜!」

という感覚では使っていないと思います。笑

運動神経はセンス!?

巧緻性

そうなると今度は、

いわゆる運動神経があまり良くないな〜と思っている方は、
「じゃあその神経の伝達速度が遅いんでしょ?」

と考える人がほとんどです。

しかし…これにも個人差はありません。

「運動神経」と「センス」はイコールではないと言うことです。

今度はその「センス」についてお話ししていきましょう!

みなさんが考える「センス」にもちゃんとした名前や定義があるんですよ!

センスとは、
「巧緻性(こうち性)」
の事。

身体を意のままに動かせる、思った動作が体現できるこれが「巧緻性」。

この事を皆さんは運動神経だと思っているのではないでしょうか?

センスを鍛えろ!!

巧緻性

運動神経は鍛えられない事は上記で述べたとおり。

では、「センスは鍛えられるの?」。

鍛えられます!!!
「センスって鍛えられないからセンスなんじゃないの???」
と思われがちですが、運動におけるセンスは鍛えられるのです!!

鍛えるというより、正式には
「脳の神経回路を増やす事は可能」です。

これは、とにかく色々な体験をする事と言えば分かりやすいでしょうか?

有名な脳科学者の茂木先生が「アハ体験をしよう!」と言ってた事もありますが、まさにその通り。

特にスポーツ場面において瞬時の判断は神経ではなく、脳の神経回路が判断を下す訳です。
(難しすぎる!と思った方はこの辺りは無理に理解しようとしなくても大丈夫!)

ですので、判断できる神経回路が沢山あればあるほど良い訳ですね!

もう年齢が・・・と思う方もいるかもしれませんが、

それも関係ありません。
本来、日常生活でのアハ体験はいつ訪れるかわかりませんが、特にパーソナルトレーニングにおいては、トレーナーのメニュー次第でアハ体験を作り出すことができます。

私のもとへトレーニングにくる高齢者の方も、

「頭を使わせながら身体を動かす」事を沢山やってもらいます。

例えばですが、
「ターゲットを変えながら球を投げる」
「合図とともに素早く足を上げる」
などなど。
脳トレっぽいなぁと思った方、まさにその通りです!

「ターゲットを変えながら」
「合図とともに素早く」
これらがまさに「アハ体験」。

それによって、神経回路がだんだん増え、できない動作がだんだん出来る様になる訳です。

これでセンスが鍛えられた!と言うことになります。

今回はちょっと難しい話でしたかね?

これを読んでいただいて少しでも、

「元々センスないからそもそも運動しない」
という事が一番もったいない!

ということがお分かりいただければ嬉しいです!

では、また次回!!!

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