ズキズキ痛くてつらい外反母趾。
どうして外反母趾になるの?
なんで痛いの?
そう思っている方も多いはず。
今回はそんな外反母趾についてご紹介します。
経験者は本当に辛い外反母趾について解説していきます!
1.外反母趾とはどんな足?
外反母趾は、足の親指の関節が小指側に曲がっている状態をいいます。
もともと親指は「 5~10度程度 」は曲がっていますが、外反母趾では曲がる角度が「 15度以上 」になります。
外反母趾は少しずつ進行していきますが、曲がる角度が大きくなればなるほど、足全体の変形につながるのです。
2.靴が原因?何でなるの?
外反母趾は、パンプスのような先の細い靴によって足指が変形することも主な原因との一つです。
でも、パンプスを履かない女性や子ども、また男性も外反母趾になっている人がいますよね?
それは、外反母趾が「足の幅が広がる」ことによって引き起こされているからなのです。
そもそも、足の幅が広がるのは、足の3つのアーチのうちのひとつ「 横アーチ 」が低下したために起こります。
足の甲の部分には、「 中足骨(ちゅうそくこつ) 」とよばれる長い骨が5本ありますが「横アーチ」が低下すると、その中足骨と中足骨の間が広がってしまい、足の幅が広がってしまいます。
この幅が広がった状態の足のことを、
「 開張足 」
(かいちょうそく)
といいます。
そして「 開張足 」は外反母趾の入り口。
足の指が変形しやすく、外反母趾になりやすい状態なのです。
パンプスを履かない人が外反母趾になってしまったのは、「 横アーチ 」が低下し「 開張足 」になったことがきっかけと考えられるのです。
3.自宅でできる予防と緩和
外反母趾を予防するためには、
・「 横アーチ 」をサポートするインソール
・足に合った靴
・サポートソックス
などが効果的です。
また、足裏の筋肉を鍛えることも対策として挙げられます。
特に、女性は男性と比べ、骨格結合がゆるかったり、そもそもの筋肉量が少ないため、外反母趾になりやすいといわれています。
足裏をしっかり鍛えて、外反母趾を予防しましょう!
そして、外反母趾の予防には、2つのエクササイズがおすすめです。
・「足指のグーパー運動」
足の指でじゃんけんのグーパーをします。ゆっくりと「グー」、「パー」と確認するように20~30回くらい続けて行いましょう。
・「かかと上げ運動」
立った状態でかかとの上げ下げをします。1回につき20回程度。
コツは、指のつけ根からしっかり曲げること!
朝昼夜に1回ずつやるのがおすすめです。
簡単な動きなので是非やってみてくださいね!
それでも改善がされないようでしたら一度ご相談ください。
体重の掛け方や正しいトレーニングで多くの方が外反母趾が改善されています。
ではまた次回!