コンプレッションウェアって意味あるの!?
あのピチピチしたウェアだったりタイツ、、、、
なんだか窮屈そうだけどどうなの?
ただのファッション?
今回は
「 コンプレッションウェア」について解説して行きます!
1.コンプレッションウェアとは?
英語のコンプレッションは圧縮とか圧力とかいう意味があります。
日本名では着圧ウェアなんて呼ばれたりします。
伸縮性の高い生地によって適度に身体に圧をかけ、様々なサポート効果をもたらす機能性ウェアのことを言います。
2.ファッションとしてだけじゃない!
コンプレッションウェアはファッションとしても格好良く、アスリートや、トレーナー、日常のトレーニングウェアとしてもたくさんの方が当たり前のように着用していますね。
ですが、その意味はファッションとしてだけではありません。
実は様々な効果があるんですよ!
・運動機能の向上
・筋肉の無駄な動きやブレ、力の分散を抑える
・筋肉や関節の負荷を緩和
・怪我予防
・疲労軽減
・吸乾速乾性の生地でコンディションを快適に保つ
・防寒性や、暑さ対策機能が備わっている
ざっとこ上げただけでもこれだけの機能があります。
私もスポーツの時に使用しますが、一番の違いは疲労感がいつもより感じにくいのは間違いありません。
特に長時間のランニングの時は効果抜群!
地面がアスファルトのように着地の衝撃が常にかかりやすい状況のときは、足の負担は体重の3倍〜4倍がかかります。
例えば地震が起きる場合必ず「 震源 」があります。
そこからの振動が地面を伝って発生しますよね。
ランニングなら着地の瞬間が「 震源 」で、ふくらはぎや太ももなどはまさに地震が伝わってきた部分。
実は筋肉も大きく揺れて、それが無駄な疲労を呼ぶわけです。
3.工事現場の人に人気?
実は工事現場などを覗いてみると結構コンプレッションウェア着ている人が多いのご存知でした?
工事現場は重いものを運ぶ姿勢が悪い状態が続くなど、身体的負荷を受けることが多く疲労蓄積が溜まりやすい状況です。
もはやそれは仕事と言いながら、トレーニングと同じ状態。
コンプレッションウェアはダボダボしていないので、どこかに引っかかったりぶつかったりする可能性も低く、工事現場の人はまさに、
「 安全かつ動きやすい、そして疲れにくい 」最適なウェアと言えます。
4.怪我の回復が早まる!?
過去にこんな研究を行った方がいました。
・運動後通常のウェアを着用した人
・運動後、コンプレッションウェアを着用した人
の2グループに分かれて30分のランニングを行ってもらい、それぞれの筋肉の回復具合を調べた。
その結果、
・着用した人は筋肉の損傷が抑えられていた、
・回復にも一定の効果がみられる
・これらの効果は筋損傷がある程度激しい時に限られる
つまり「 疲労が軽くすみ、回復しやすい 」という事です。
このように、実際に検証結果も出ています!
5.人によっては着心地がダメな人も!
ゆったりした服が好き、身体にぴったりフィットするのが苦手な方もいるかもしれません。
動きの制限はごくわずかですが、メーカーによっては圧がキツく動きにくいと感じる方もいますね!
いかがでしたでしょうか?
最近のコンプレッションウェアは、膝周りにテーピングの様なサポート機能をつけたり、姿勢が崩れにくくなる様に肩甲骨周りにサポート機能をつけたりと様々な商品が展開しています。
基本的な機能や効果はご説明下通りですが、メーカーごとにさらに付帯する機能があったり、サイズ感なども人によって感じ方が違うと思います。
特に筋肉の走行に沿ってサポート機能があるようなものは、しっかり自分のサイズに合わないとなかなかその効果を十分に発揮できない場合もあるようです。
是非それぞれの目的や機能に合わせて、コンプレッションウェアを選んでみてくださいね!
ではまた次回。