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マスクしながらのトレーニングってどうなの?どんな影響がある?

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当面は、コロナウィルスの影響でジムやトレーニング時のマスク着用が続きそうですね。

さて、今回はマスクをした上でのトレーニングはどうなのか解説していきましょう!

1.マスクをしたトレーニングも実はある!

「多少は息苦しいけどそれもトレーニング!」

そんな風に考えている方もいらっしゃるでしょう。

実際トレーニング用のマスクはあるんです。
どういったものかというと、呼吸筋と言われる呼吸をする際に使われる筋肉を鍛える事を目的にされたものになります。

心肺機能が鍛えられるので、
トップアスリートの「 持久力向上 」を目的などに利用されます。

分かりやすく言えば「疲れにくくなる」わけですね。

当然エネルギー消費量も増しますので、消費カロリーも増えます!

2.長時間の使用は危険!!

マスクしたまま走っている姿も今は当たり前になりました。
先程のメリットをあげたら尚更マスクしたままトレーニングしたいところ。

はっきり入って長時間の使用はおすすめしません。
ランニングでも筋トレでも同じですがどの運動でも必ず筋肉は使われていますよね?

筋肉は使われている間は沢山の血流をその筋肉へと送り届けているので、マスクをする事で呼吸筋も鍛えられるとは言いましたが…
逆を言えば呼吸筋にもいつも以上に血流がいってしまうわけです。

そうなるとどうなるでしょう?

例えば走っている時なら下半身の筋肉に血流が十分に行かなくなるわけです。

3.トップアスリート以外は効率が悪くなりやすい。

主に使う筋肉に血流が行きにくくなるのはご理解いただけましたか?

「いつもより息が苦しい」

「鍛えたい部位に血流が十分行きにくい」
||
実は全然トレーニングが捗らなかった。

みたいな事は十分あり得ます。

また、トップアスリートなどはあくまでも「呼吸筋を第一に鍛える」というようなメニュー組も行われるため長時間はあまり使用しません。

アスリートでさえ「呼吸筋」だけを鍛えるために使用するのに、

一般の方が、「減量」も「心肺機能向上」も「呼吸筋」も全て鍛えたいからと使ったらはっきり言って危険です。

身体的にも、精神的にもとてつもない負担がきます。

4.マスクとうまく付き合いましょう!

ここ数日本当に暑くなってきました。
あらゆるメディアでも熱中症や酸欠の危険性が促されるようになってきました。

人がいない所などは配慮しつつマスクを外す事を打ち出しています。

ジム内などでは依然としてマスク着用は必須ですので外す事はできないかもしれませんが、

・いつもよりトレーニングがはかどらない
・疲れやすい
・重さが上がらない

など感じたらそれはマスク使用による弊害の可能性もあります!

また外を走るような方は人がいない所などを前提に一時的にマスクを外して、
「しっかり呼吸する」
ことで酸素が全身に行き渡りやすくなります。

個人的には、マスク使用したままのトレーニングにはメリットはアスリート以外ほとんどないと思っています。

マスクの利用は今後もまだまだ続きますので、このようなメリットデメリットも充分頭に入れた上で、上手く付き合っていきましょう!

ではまた次回。

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