運動でもトレーニングでも誰もが経験したことのある筋肉痛!
今回は筋肉痛についてお話ししていきましょう!
まずは、筋肉痛の基本知識をお伝えします!
部位によって回復時間が違う!
筋肉はいくつもの束でできていて、
トレーニングによってこの繊維が傷つけられて発生するのが筋肉痛というわけです。
トレーニング頑張った人は筋肉痛が来たことでしっかりとトレーニングできたというバロメータにもなりますね!
さて、この筋肉痛ですが部位によって回復時間が違います。
それぞれ筋肉は回復までに
約24時間〜72時間
を要します。
では、部位別に回復時間を記載します。
◉腹筋・下腿三頭筋(ふくらはぎ)
24時間(1日)
◉大胸筋(胸)・大臀筋(お尻)・上腕二頭筋(力こぶ)・上腕三頭筋(二の腕)
48時間(2日)
◉広背筋(背中)・大腿四頭筋(ももの前)・ハムストリングス(ももの裏)
72時間(3日)
このように部位によって回復時間が異なります。
足なら回復までに3日間!
腕なら2日間!
意外にも腹筋は毎日行っても回復は大丈夫という事になります。
大まかにそんな感じで覚えておくといいかもしれません。
回復に合わせたメニューの組み方
その後に訪れるのが聞いたこともあるかと思いますが、
「 超回復! 」
「傷つけられた筋繊維が以前よりもより強くなる状態」のことを言います。
またそれ以上の期間経っても痛みが引かない場合は怪我(炎症)の可能性も考えられますのでご注意を!
毎日トレーニングする方というのはこのような回復期間を考慮しながらメニューを組んでいきます。
ですので、今日は胸の日、明日は背中、次の日は足!というようなメニュー構成になってくるわけです。
胸の回復期間の間に背中と足のトレーニングを入れて、腹筋は毎日、というような感じですね。
そうすると、部位別になるので1日のトレーニング時間は短時間で済み、部位ごとにしっかり回復するだけでなく、超回復した一番良いタイミングで再びトレーニングができるのでとても効率が良いのです。
週1回や2回でトレーニングされる方はまんべんなく全身トレーニングで構わないですが、週5回以上トレーニングされる方は体の部位別に種目を構成すると良いでしょう!
トレーニングの種目や構成もこのような根拠があるんですね。
ちなみに私の元へ週2回来られるような方は上半身・下半身のような分け方をしてメニューを組んで行ったりしています。
筋肉痛が来なくても効果がないという事はありませんが、筋肉痛が来るくらい是非トレーニングしてみてくださいね!