BLOG

この痛み、冷やす?温める?

  • LINEで送る

さて、今回は「痛みの対処法」についてお話ししていきましょう。

皆何かしら、だるさや痛みを抱えているであろう現代社会。

そして、慢性的な痛みにもう慣れてしまっている方なんかは、自分なりの対処法でいつも過ごされているかと思います。

でもその対処…本当に合ってますか?

対処を間違って悪化させたり、治りづらくなったりしないよう、適切な判断基準を知っておきましょう!

冷やす?温める?

私のもとへも多くの方が痛みを抱えてこられます。

「痛くて温湿布貼ってました!」

あるいは、

「痛くて冷やしてました!」。

それ逆ですよー!!!と伝えるこちとも過去に何度かありましたので、

意外に多いのが「結局冷やすのと温めるのどっちなの?」という疑問。

これ、実は間違うと逆に炎症を拡げてしまったりすることもあるんです。

はい、では判断方法について!。


◯急性は「冷やす」。

わかりやすい例で言えば、「捻挫打撲」の怪我をした時!

炎症や腫れによる痛みなのでこの場合はまず冷やす事が大前提。

もし温めてしまえば更に痛みはひどくなりやすくなります。

スポーツで言うなら同じ動きを繰り返すときなどは、冷やします。

ピッチャーが登板後、肩や肘を冷やしたりしてますね!

さて冷やす時間ですが、「15分〜20分程度」を目安にします。

繰り返す場合は「1時間程度」間隔をあけましょう。

2、3日」は冷やしたいところです。

やり過ぎは凍傷などの危険性もありますので十分注意です!

お持ちなら氷嚢などを使っていただき、もし無ければ氷をビニール袋に入れて、それをタオルで包んだものを当ててもらうといいと思います。


◯慢性は「温める」。

日常的にはこちらの方が多いと思います。

年中「肩が凝る、腰が張る」など慢性の方はまず「血行不良」が原因である事が多いので温めて「血流を促進」させましょう。

筋肉だけでなく、「神経痛のしびれや、関節の痛み」の関節痛なども温める事で痛みが緩和されやすくなります。

温める事に特に時間の定めはありませんので、ご自身のタイミングで構いません。

お風呂にゆっくり浸かるのも、患部だけでなく全身の血行を良くしますのでおすすめです。

また慢性の痛みに関しては、「動かしてあげる」ことが一番の改善策です!

慢性の痛み→痛いから動かさない→冷やす

こんなサイクルを繰り返していたら最悪です…


これで冷やす、温めるの対処法が分かりましたね!

その痛み、いつからですか?

ご自宅に湿布などもあると思いますが、一般的な方なら恐らく冷湿布を多用する事は少ないのではないかなと思います。

ひょっとしたら「逆に年中冷やしてた!笑」という方もいるかもしれませんね!

痛みによって対処が違うので、

「痛いんです」
という訴えに対して、

「いつからですか?」
と必ず聞くにはそんな理由がある訳です。

慢性であるなら、トレーニング(動かす)が一番の根本解決になりやすいので、

そこから姿勢・筋肉の強い、弱いなどを判断してメニューだったりを組んでいく訳ですね!

痛みはトレーナーに相談!

一般の方で日常的にスポーツをされている方は別として、なかなか痛みなどがあるときにトレーナーに相談してみようと思い立つ方って少ないんですよね。。。悲しいことに。。。

ですが、トップアスリートにとってトレーナーは痛みの救世主でもあるんです!
もちろん普段から身体作りも見させていただくわけですが、試合中の痛みや疲労を対処していくのもトレーナーの大きな仕事です。

私がずっと帯同しているプロゴルファーさんたちを例として上げると、シーズン中は3日間〜4日間の試合を毎週繰り返します。
そして終わったらまた次の週の会場へ移動し、練習したり。
要するに、身体をゆっくり休める時間を、シーズン中はあまり取れないんですね。
そうすると当然疲労が溜まり、選手によっては痛みも出てきます。
放っておけば最悪怪我に繋がることも。

それを対処(ケア)し、その痛みやその箇所へ疲労が溜まりにくくする(トレーニングする)のがトレーナーの役目なのです。

アスリートも一般の方も
「疲労が溜まったら痛みが出てくる」
「偏った姿勢で長時間過ごせば凝りや歪みが生じる」
ここは全く一緒です。

S-CLASSでは、痛みの箇所をケアし、ケアした箇所に今後痛みが出にくくなるようトレーニングで歪みや姿勢などを根本的に解決しています。

なかなか取れない痛みなどがあればご相談くださいね!

  • LINEで送る